『必須ミネラル』の1つとして、体の中で重要な役割を持つ『亜鉛』。免疫力とも大きく関係しているため、不足すると風邪やインフルエンザのリスクも上昇します。そして、免疫力の低下だけではありません。じつは髪や肌といった見た目の若さにも悪影響があるそうです。

髪や肌は主にたんぱく質でできていますが、髪の根っこ部分には亜鉛も集まっています。髪に必要なたんぱく質は亜鉛とアミノ酸が融合したものなので、不足すると抜け毛や薄毛の原因に。また肌に関しては、シミの原因となるメラニン色素の分解に亜鉛が影響してきます。

亜鉛を多く含んでいるのは、卵やチーズ、豚肉、牛肉、鶏肉といった食材。どれもふだんからよく食べるものですよね。しかし亜鉛は非常に吸収されにくい栄養素なので、とり方によっては亜鉛不足を解消することができません。お肉の中で亜鉛の含有量が多い牛肉は、食べる部位が重要になってきます。基本的に筋肉が多い部分ほど亜鉛もたくさん含まれているため、焼き肉を食べるときはカルビより肩ロースの方がおすすめですよ。

亜鉛は体内に“貯金”しておくことができるそうで、貯金箱になるのは主に筋肉。日常生活で軽く筋肉を使い、亜鉛が多い食事を週に3回程度食べれば少しずつ貯金されていきます。

現在は日本人の約30%が亜鉛不足だといわれています。もしも当てはまる心配がある人は、ぜひ意識して亜鉛をとってみてください。