甘いものは別腹の本当の理由

「甘いものは別腹」
甘いものが好きな女性にとってよく使う言葉です。
実はこの「甘いものは別腹」、ニセの食欲が働いてしまうために起こるものでした。
今回は、甘いものは別腹の本当の理由についてご紹介します(´∀`)
★「甘いものは別腹」は本当にある★
美味しそう・・・な想像で脳が別腹を作る
本来の食欲は空腹時に沸くものですが、それとは関係なく、生活習慣に基づいて生まれる食欲があります。
- 3時にはおやつを食べる
- おいしそうな匂いが漂ってきた
- テレビのグルメ番組でおいしそうな特集をしていた。
というような生活習慣や、おいしそうなものを想像すると、満腹でも「別腹」を作ろうとするのです。
オレキシンが胃にスペースを作る
この別腹を作るのは、オレキシンというホルモンの働きのせい。
オレキシンが脳の視床下部から分泌されると、胃が動き出し、小腸に内容物を送りはじめます。お腹いっぱいだった胃の中に「別腹」ができることになるんです!
女性のほうが甘いものに目がない
女性は甘いものを食べたとき、男性よりもおいしさを感じやすいといいます。おいしいものを食べたときや、うれしいことがあったときに分泌される脳内の快楽物資「エンドルフィン」に対する反応が、女性は男性よりも強いんだとか。
これは、女性が出産や授乳などで多くのエネルギーを消費するため、本能的に備わっていると言われています。
別腹ができるのは甘いものだけじゃない!
いままでの経験で「あれはおいしかった」「これを食べたら幸せな気分になった」というような想像がオレキシンを分泌させるので、甘いものに限って別腹ができるというわけではありません。
別腹は飢餓に対する本能だった
本来このオレキシンが分泌されるのは、人間が飢餓と戦ってきた中でできた「生きる知恵」だそうです。しかし、食べ物がいつでも手に入る現代では、この食欲は逆に作用してしまいます。
この「ニセの食欲」をいかにコントロールするかが、ダイエットの課題になってくるのです。
いかがでしたか?
記憶や視覚、嗅覚でニセの食欲は引き起こされます。食べること以外の楽しみを見つけるのが解決法の1つですよ(´∀`)
以上☆甘いものは別腹の本当の理由☆でした!!