血管を流れる「血液」と、リンパ管を流れる「リンパ液」は、ともに、最終的には心臓に向かう体内の大きな”流れ”ですが、その性質や役割は大きく異なります。

心臓から送りだされた血液は、動脈を通り毛細血管からしみ出して、栄養素や酸素を全身の各細胞に運びます。その後、血液は静脈を通り、体の各部で生じた老廃物や二酸化炭素を回収し、心臓に戻ってきます。このように、血液は心臓を起点にして、全身を循環しているのです。

一方、リンパ液は血液とは異なり、循環せず、心臓に向かう一方通行です。手足の先にある毛細リンパ管がリンパの起点となります。

リンパ液は、血管からしみ出した組織液中の栄養素を回収したり、細菌などの退治をしながら太いリンパ本幹へと流れ、鎖骨下にある鎖骨下静脈に合流後、最終的に心臓に流れ込んでいきます。

 

以上「リンパと血液の性質や役割の違い①」でした☆